今日は仕事を休んでいる。

・・・(本当は休むべきでない日に休んでいるので、ものすごく休んでいる、という表現がしっくりとくる。)

朝の番組(しゃべらナイト再放送)で、アッコさんがレイ・チャールズと10年ぐらい前に共演した話をやっていて・・・



まぁ、とにかく、休みなもので、恒例の部屋の片付けでも、と。


古いカセット(もはや古くないものはないのだが)が出てきた。


『 Quincy Jones Live in Switzerland ’91 』

・・・とある。


おぅっ?


かけてみる。


『 From Be-Bop to Hip-Hop! 』 の掛け声のもと、編纂されたメンバーだということがわかった。

アル・ジャロウが音楽の歴史をノービート風に説明する。

クール・モー・ディーやメリー・メルが、かわるがわる縦横無尽にラッピン、あるいはアフリカン・チャント風にアクセントを加えながら、ソウル風、ヴォイスパーカッション等、(黒人)音楽がプリミティヴな情動から醸成されつつ今に至るという概要が聴きつつわかってしまうという構成。
途中、ジョージ・ベンソンのウェスモンゴメリエイションと共にスキャットのユニゾンあり。
も~たまらないっす。
最後はトゥーツ・シールマンスのハーモニカも飛び出し・・・

マイルスが過去を清算して死んだ’91年に、こうしてちゃんとクインシーの手によってJazzに引導が渡され、Hip-Hop の Old-Schoolers に(黒人)音楽の主導権がまさに受け継がれていたというドキュメントに驚愕した。

・・・そうこうしているうちに、次はレイ・チャールズのステージに。

チャカ・カーンとの共演だ。

そして、裏面には大好きな’91年のスティングのバンド。

フランス語でのメンバー紹介から始まる。

もちろん1曲目は『 All this time 』だ。

ここではドミニク・ミラーがアコースティックなアルペジオで音出ししている。

あぁ、やっぱりストラト(フェルナンデス製)ではない。

これもこれでいいではないか。


今日は17年前に17歳だった自分に感謝!

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