私は軍国主義者ではないが・・・



詳しいことは、ほとんど何も報じられていない。

・・・が、

①エジプト政府は、身代金を一切払っていないと言っている。

②軍事作戦が実行されたことを認めている。

③人質全員が、無傷で救出された。

・・・ということから、色々と考えてしまうのである。



金銭での解決は、双方に多大な緊張を生じさせる。

犯人サイドでは、交渉が難航した場合に備えて、勢力を二分させて、それぞれが手薄な(つまり殺気立った緊張にある)状態で対決に臨むものだ。

その場合、少なからぬ人質の犠牲が生じやすい。
『より危険なチーム』に入れられたとの不満を持つメンバーが、短絡的な行動に出やすいからだ。


今回は、圧倒的な戦力差により、犯人サイドの不意を突いて一気に解決がなされたと見るのが妥当だろう。

なぜエジプト政府はそこまで腕をまくって意地を掛けて救出作戦に出たのか?



ドイツにも、イタリアにも、こういった事態に活躍できる優秀な部隊が組織されている。

たとえ彼らが現地に進出し、実際に作戦に従事したにせよ、あるいはそうさせたくないなら自分の手で何とかしろと迫られたに過ぎないにせよ・・・

やはりそのような即応力を有していることが、強大な交渉力に繋がっていると見ても、あながち的外れでもないだろう(と思う)。



・・・欧州の一級国の国民からすれば、ごく自然な捉え方のはずだが、こと我々の国でこのような発言をすると・・・


国民を大切にしない中国等のニュースに接すると、『あんな国でなくて良かった』と思う人は多い(私を含めて)。

でも、

本当にこの国は国民を大切にしていますか?

国ではなくて、企業が懸命に守っている建て前が、人々の善意的なものを具現化しているに過ぎないのではないか、と思う。

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