ストレスによって無駄に消費したミネラルを補うべく、何か『海系』の味わいを渇望していた昨夜、お手軽に駅の上のお店で牡蠣を食べることにした。

『本日の牡蠣の産地』の表示には、期待とは裏腹になぜかタスマニアなどのオーストラリア近辺の名前が並ぶ。

広島の呉の港の先にある海辺の水産加工場で、フィルタリングと紫外線による滅菌処理をした海水で48時間活動させてから、清廉さを保ちつつサーブしているとメニューブックの巻末に書かれてあった。

海老なんかと一緒に乗っかってきた氷でいっぱいのお皿から、おもむろにつまみ上げてひゅひゅっと吸い込んで味わう。

「そういえば、Rの付かない月は・・・とかって昔からよく聞くけど、コイツがやってきたのは南半球からだ。こっちは今10月だってことは、反対側のタスマニアでは・・・ええっと???」

「・・・時計の文字盤で考えれば、10時の反対側は4時、つまり4月でApril、ギリギリセーフってことか。」

「いいや、冬場が旬のカキはこういう岩ガキじゃなくて、フライなんかにするマガキだ。岩ガキは夏が旬だから、季節の走りで初物ってところじゃないか?」

「ほ〜っ!」

「だから冬の間は南半球産、夏になったら国内産を出すんじゃないの?」

「なるほどねぇ〜」

『旬』の話はムズカシイ。

そういや『小栗 旬』って奴の名なんて、なんだかそのまま過ぎやしないか。

コメント

うらら
うらら
2007年10月8日23:18

こんばんわー。
牡蠣、
そういえば、1年前、
オーストラリアに行ったときに、食べましたっけ。
小ぶりだけど、なかなかうまかった記憶があります。
うちのじじは、「小さいのに、コクはないね・・・。」と
多少、文句の付け所があったようですが、
結構食べてました。生牡蠣^^
そういえばそういえば。広島でいやってほどに、牡蠣を食べましたが、
やはり、あれは、高級で、たまにしか食べられない食材であってほしいです^^;

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