ついつい観てしまった。

たしかに、人は『何のために』生まれてきたのかを知りたいと欲しても、その問いは誰かに訊いて教えてもらうという性質のものではない。

自ら見出していくことなのだ。

連綿とDNAと文化と環境が受け継がれてきたこの世の『ある瞬間』に生まれ出て来た私は、その歴史の価値に自分なりの新たな洗練や何らかの影響を加えた上で後世に引き継ぐことも・・・やろうとすれば・・・出来るのだ。

それが出来てはじめて、『この世に生まれてきた意味』を現実のものとさせることができるのだ。

安心して育っていられる家庭に生まれて、安心して育っていられる健康に恵まれたのなら、苦労して努力すべき。

もし、ただ生きていくことも困難な家庭に生まれたり、ただ生きていくことも困難な健康状態で生まれたのであれば・・・ただ生きようとすることが、ただ生きようとするだけで、周りの人々に影響を与えることができるのだと思う。

まぁ、色々とこれまで考えていたことを再確認することができた内容だったと思う。

「・・・私の師は、私にこう言っていた・・・」

というコメントで諭してくれる師を持つことができるということは、本当に幸せなことだ。

ひとりの少年の父親でもある私は、そのようなことを伝えられる人物にならなくてはならないのだろう。

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