渡辺満里奈というひとは、意外と肝が据わっているようだ。
10年ほど前のテレ朝の番組では、羊の頭をまるごと煮て、テーブルの上で肉をむしり取りながら塩を付けて食べる・・・というだけの物を、現地の人たちに混じって堪能されたらしい。
朝日新聞の夕刊に連載されたのをまとめたこの書物がきっかけとなって、その番組が製作されたらしいのだ。
辺見 庸の出世作に近いかなと思って手にとってみた。
今夜は小心者のひとりご飯。何かお供が欲しかったのだ。
ついつい入ってしまうチェーン店で、ご飯少なめの野菜天ぷら定食。
今回は白だしで炊いた筍とふきの小鉢がなかなか良かった。
野菜だけでは少しさみしいので、蛸と海草のサラダも付ける。
食べ始めると、程なくして一つおいた隣の席に客が。
僕と同じく蛸入りサラダと天ぷら定食を頼む。
人が食べているのを見ると、余ほど旨そうに思えてしまうのは良くあることだ。
七分丈のジーンズを穿いた、元アイヴィー世代の『粋Z』オヤジ。
なかなかのシャレもんである。
そんな客を横目に、この本をゆっくりと読んだ。
「タレ多めでね!」
・・・なんて付け加えて、大盛りのどんぶりをガツガツいってる反対隣りのメタボリーマンなんかとは、店員さんの眼から見てちっとはチガって映ってたらいいんだけど・・・とか余計なこと考えつつキャベツの塩もみをパクリ。
あぁ、結構のんびりできたなぁ。
10年ほど前のテレ朝の番組では、羊の頭をまるごと煮て、テーブルの上で肉をむしり取りながら塩を付けて食べる・・・というだけの物を、現地の人たちに混じって堪能されたらしい。
朝日新聞の夕刊に連載されたのをまとめたこの書物がきっかけとなって、その番組が製作されたらしいのだ。
辺見 庸の出世作に近いかなと思って手にとってみた。
今夜は小心者のひとりご飯。何かお供が欲しかったのだ。
ついつい入ってしまうチェーン店で、ご飯少なめの野菜天ぷら定食。
今回は白だしで炊いた筍とふきの小鉢がなかなか良かった。
野菜だけでは少しさみしいので、蛸と海草のサラダも付ける。
食べ始めると、程なくして一つおいた隣の席に客が。
僕と同じく蛸入りサラダと天ぷら定食を頼む。
人が食べているのを見ると、余ほど旨そうに思えてしまうのは良くあることだ。
七分丈のジーンズを穿いた、元アイヴィー世代の『粋Z』オヤジ。
なかなかのシャレもんである。
そんな客を横目に、この本をゆっくりと読んだ。
「タレ多めでね!」
・・・なんて付け加えて、大盛りのどんぶりをガツガツいってる反対隣りのメタボリーマンなんかとは、店員さんの眼から見てちっとはチガって映ってたらいいんだけど・・・とか余計なこと考えつつキャベツの塩もみをパクリ。
あぁ、結構のんびりできたなぁ。
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