タイマーでセットしたCDで目覚めるようになって随分経った。
それには意外な効用があって、かつてはあまり回していなかったタイトルを、自然と聴くようになってくるのだ。
このアルバムに収録された20枚のディスクの約3分の1は、日常的に使うチェンジャーの中に入れてある。
ここ数日は、しまいっぱなしにしていた’86年後半のステージのディスクを目覚まし用にセットした。

「(ギターがロベン・フォードだから、あんまり聴く気にならないでいたんだよな。でも意外といいじゃない。)」

・・・なんてことを考えつつ聴いていると、やたらと音鳴りのいいサックスが耳に残って落ち着かない。

「(?)」

「(・・・ああ!)」

デイビッド・サンボーンのアルトの泣きは、寝床を出にくくする逆効果たっぷり。
今日が寝坊できる日で良かった。

※わかる人にしかわかりませんが、次のツアー先に向けて出発したのに、巨匠との共演の可能性が開けて舞い戻ってきたサンボーンが渾身のソロを吹く模様が収められたこの音源は、好きな人にとっては非常に興味深いものなのです。

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