読書傾向に偏りがあるとの御意見には一切耳を貸さず、とにかく自分の目を引きつけてくれるものを手に取っています。

・・・音楽でも映画でもそうだね。

これは、旦那が死ぬのを待って、ようやく自分が90歳を過ぎてから刊行された、類まれなる自伝。

貴族の子女的な生活から、ゴージャスかつ華麗なる’30年台、つまらない男どもに飽き飽きしていた三十路のマドンナに訪れた歴史的転換、そしてララ・クロフト顔負けの活躍・・・

家族の愛には恵まれなかったけれども、それ以外のすべての物に過剰なまでに満たされて溢れてこぼれっぱなしだったブルジョアガールが兵士になるという、桁外れのストーリー。

・・・ひょっとして、まだ映画化されてない?

って思ってしまうほど。

事実は小説より奇なり、です。本当。

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