ちょっと調子がわるい。

何か漠然と不安があって、仕事中も帰宅後、休日のあいだも心が落ち着かない。
だから、ヘトヘトになるほど突っ走ってるわけじゃないので、帰宅後もなんとなくダラダラと、あれこれ余計なことして過ごしてしまうのだ。
よって、寝入る時間も遅くなり、睡眠が短くなってるから、余計に日中の集中力も持続がきかない。
そういう悪循環に陥っている。
そういう下降線の状態というか、押し寄せる波もあれば引く波もあるように、日々の暮らしに好・不調の傾向が出るのは当たり前に経験してきてわかっているはずなのだけど。
なにかこう、生命力が低下しているような気がしてしまう。
昨日も、書店の棚に並ぶ斎藤教授の『人間力を上げるための過剰さの演出』的なことばを見るにつけ、あまりの違和感にため息をついたところなのだ。
ただ、何か困難な状況に直面している時に、逃避したいという思いと克服しなくてはという理性が衝突している結果であるだけなのだとはわかっている。
こんな時は、出来るだけ早い時間に湯船に浸かって、からだと心をやわらかくするに限る。
不毛な戦いは自分のせいではないのだから、戦士には引き下がって休養することも許されていいのだ。
かの企業ではないが、わが所属先もカリスマ経営者がトップの座から退き、新たなる潮流を起こさねばと、後継者がもがいている。
それはそれ、これはこれ、と受け流しつつ、真に意義のある実績を残せるように泳ぐのは、なかなか大変なのだ。